第363章 自らおばあさんを追い出した!

「ああ、行こう。俺たちも市内に戻るぞ」

相沢直希は彼女の手を引き、車へと向かった。

太田理玖は二人の後ろ姿を見つめながら、頭上をカラスが鳴きながら飛び去っていくような虚無感を覚えた。相沢と浜野はまさに天生の一対だ。二人とも腹黒い上に頭が切れ、思考の回転が速すぎる。凡人には到底ついていけない!

あの二人が芝居を打っていた時、僕でさえ全く反応できなかったじゃないか。

車に乗り込むと、浜野南は彼の肩に寄りかかりながら推測した。

「あたしの予想だけど、あなたのお祖父さんはせいぜいお祖母さんを脅すくらいでしょ。あの人が気絶したふりでもすれば、誰も文句なんて言えなくなるんじゃない?」

「少な...

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