第371章 佐藤佑奈を懲らしめる2

浜野南は、あの女も売り飛ばしてやりたいと心底思った。売られる側の気分ってやつを、たっぷり味わわせてやりたくて。けれど相手の父親は佐藤局長だ。必ず、何を犠牲にしてでも探し出し、調べ上げる。

もし足がつけば――自分と相沢直希に罪が降ってくる。

「うん、あんたの言うとおり」

直希が指先で彼女の頬を軽くつまむ。浜野南はするりと彼の胸に潜り込み、両腕で首に抱きついたまま、腹の底が黒い声で言った。

「佐藤佑奈ってさ、わざわざ金払って人を陥れる余裕あるくせに、普段から身につけてるのも全部万単位のブランドでしょ。……あたし、あいつの親父、絶対クロだと思うんだけど。ついでに洗ってみない?」

「彼女は...

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