第382章 ボディーガードに折らせたのは私だ

祖母がこんなにも早くここに戻ってきたのは、きっとあちらの家での生活に耐えられなくなったからに違いない。

「パパ、あの人をここに住まわせないで。外でもっと苦労してから帰ってくればいいんだわ。たった数日じゃ、絶対に反省なんかしてない。戻ってきたらまた私たちに意地悪するに決まってるもの!」

咲菜はパパに寄り添い、小声で囁いた。

「ああ」

相沢直希は短く頷いた。

ダイニングへ向かおうとしていた相沢徹也は、妻が戻ってきたのを見て一瞬呆気にとられ、低い声で問い詰めた。

「浩史の家にいろと言ったはずだ。突然戻ってきてどういうつもりだ?」

豪華な広いリビングに足を踏み入れた祖母は、夫を一瞥して...

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