第424章 男の口、やっぱり嘘つきだ

「道士に買われた? じゃあ、小切手は?」

警官二人が顔を見合わせる。道士が子どもを買って何をする? この女、嘘をついてるんじゃないか。

女は小切手を取り出し、差し出した……。

差し出された白い紙を見た警官の表情が強張る。声には露骨な圧が乗った。

「ふざけるな。いい加減、正直に吐け。子どもはどこだ?」

白紙を小切手だと言って誤魔化す気か。こっちを馬鹿にしているのか。

「本当に、あの道士にもらったんです。あの子は……あの人に連れて行かれたんです」女は繰り返した。

警官二人はまた目配せし、改めて人買いの女を見た。様子がおかしい。正気じゃないというか、まるで催眠にでもかかったみたいだ。...

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