第174章 神野若芽が来た

「それは分かってます。でも、友だちとか家族も連れて来られるんですよね」神野唯臣が続けた。

「ええ……ご家族の同伴は可能です」

神保淵は神野若芽をちらりと見てから、神野若奈、神野若帆へと視線を移し、困ったように眉を寄せる。

「ただし、同伴は最大で二名までです」

「神保さん、もしかしたら今日を境に、あなたは俺の兄弟子になるかもしれないんですよ」

神野唯臣は笑いながら、手に提げた品を軽く示した。

「みんな俺の妹です。三人とも来てるのに、一人だけ外で待たせるわけにはいかないでしょう?」

神保淵は眉間に皺を刻む。

「神野殿、申し訳ありません。決まりです」

このあと神保淵と棋力を競うこ...

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