第100章

「あ、そうだわ。ママ、お友達も一緒だなんて知らなかったから、プレゼントは一つしか用意してないの」

「何それ? 見せてよ」マンゴーが口を開いた。

桐生麻衣はバッグから限定モデルのおもちゃを取り出した。

マンゴーは顔に笑みを浮かべ、嬉しそうにそれを受け取った。

「すっげー、俺と友達が一番好きな店の新作じゃん! あんた、やるね!」

顔に一瞬得意げな色を浮かべ、桐生麻衣はにこやかに言った。

「気に入ってくれてよかったわ」

「これね、手に入れるためにいろんな代行業者に頼んで、値段も倍近くしたし、すっごく手間がかかったのよ」

「でも、あなたの笑顔を見られたから、苦労した甲斐があったわ」

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