第20章

「プリン、そんな言い方しないの。失礼でしょ」

桐生初夏は釘を刺すように横目で息子を睨み、それから神崎隼人に手招きした。

「隼人くんも入って一緒に遊びなよ。どうせプリンも萌々も、普段あんまりお友だちいないんだから」

プリンは妹をなだめ終えると、相変わらずの仏頂面で言い返しかける。

「誰がいないって――」

「ゴホン!」

初夏がわざとらしく、しかも強めに咳払いをした。

「ママね、脚がすっごく痛いの。傷口もズキズキして……」

「だから新鮮な元気をちょっと吸いたいのよ。ちびっ子たちが仲良く遊んでるのを見てないと、今夜ぜったい眠れないかも……」

プリンはじとっとした目で母を見上げ、結局...

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