第122章 ゴミに未練を残すのか

「瀬川香織、誰がうちで大声出していいって言ったの!」

 私が姿を見せた瞬間、香織は顔を歪め、嫌味ったらしく言い放った。

「瀬川凪紗、やっと降りてきたわね。大声出すなって? だったら自分のやったこと、しっかり隠し通しなさいよ!」

 ……この女、また何の発作?

 私が口を開くより先に、横にいた瀬川庭山が険しい表情で言った。

「凪紗、今日のニュース……見てないのか?」

「ニュース?」

 そう言いながらスマホを取り出し、ざっと目を走らせた瞬間――目が見開かれる。

 トップに載っていたのは、私と宮本良介の写真。

 それから、私と神崎倫司が車から降り、腕を組んで神崎邸へ入っていく写真。...

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