第133章 弁償しろ

「お見苦しいところを」

 そう言って俺はホテルの部長を追い返した。エレベーターの扉が閉まるや否や、腕を大きく振りかぶって、担いだ女の尻にもう二発、バシンバシンと叩き込む。

「っ、宮本良介! 死にたいの!? このクソ! 下ろしなさいよ!」

「いいぞ。部屋に入ったら、いくらでも叫べる」

 ちょうどチン、と到着音。扉が開く。俺はそのまま彼女を担いで客室のドアを開け、ベッドへ乱暴に放り投げた。

「宮本良介、なにする気よ! ふざけないで! 出して!」

 瀬川香織は身を起こし、ふらつきながらドアへ駆けようとする。

 俺が手を伸ばした瞬間、ビリッと嫌な音が走った。彼女の上着が、あっけなく引き...

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