第154章 展示ホール

私は唇をきゅっと結んで、くすりと笑った。

「本気で私が信じてると思った?」

「本当だって。信じないなら、誓ってもいい」

「いいってば。誓いなんていらない」

笑いながら、私は彼の言葉を遮った。

「もう寝るね。おやすみ」

神崎倫司が言う。

「うん、おやすみ。夢の中にも俺を出して」

私は少し照れながら短く返して、それから通話を切った。

翌日、出社していると、父が突然私のオフィスに入ってきた。

「この前言ってた展示会、付き合ってくれ」

私は慌ててパソコンを閉じ、立ち上がる。

「はい、お父さん」

前田部長にも声をかけ、父の後ろについて一緒に階下へ降りた。

今回の展示会は行政...

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