第46章 あなたの夢

私はうなずいて言った。

「三浦社長。今回、私のほうも急ぎの案件なんです。契約には違約金の条項が入ります。納期に間に合わなければ、その分はきっちり賠償していただくことになりますよ」

一拍置いて、念を押す。

「三浦社長も……そこはよく考えてください」

私の言葉を聞いた三浦さんは、苦い顔で首を横に振った。乾いた笑いが漏れる。

「正直に申し上げます。うちは瀬川さんのこの案件が、どうしても必要なんです」

「見てのとおり、工場はここに建てたせいで、年間に受けられる仕事の数も多くありません。それでも皆、値段を限界まで叩いてきます。ちゃんとした仕事が一本も入らなければ……うちの工場は潰れます」

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