第148章

周防グループの大会議室。上座に座る周防浅奈に対し、周囲から憎悪に満ちた視線が突き刺さる。

「周防会長、あんた一人のせいで、会社の時価総額が数百億も吹き飛んだんだぞ。一体何がしたいんだ!」

「言ったはずだ。お前はお嬢様らしくしていればいい、経営に口を出すなと。それを聞かないからこうなる!」

「多くの株主が株を手放そうとしている。この状況をどうするつもりだ!」

「今日ここで明言しておく。もし明日もストップ安なら、俺は辞めさせてもらう!」

「ああ、俺も降りるぞ!」

四方八方から罵声が飛ぶ中、周防浅奈はある異変に気づいていた。

大株主が数名、姿を見せていない。

それに、津田沢夫までも...

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