第223章

近藤グループ本社の最上階にある会議室は、怒号と不満で充満していた。

高木彩乃は今回ばかりは学習したらしい。いつもの限定ブランドバッグは影を潜め、質素な身なりで現れている。

だがその目元は赤く腫れ上がり、口から飛び出す言葉は聞くに堪えないものだった。

「あの周防浅奈という小娘は、年長者への敬意が欠片もないわ! 調べたのよ、近藤時弥と近藤誠を刑務所送りにしたのはあの子じゃないの。そうでなきゃ警察が動くわけないわ」

「時弥に相手にされなかった腹いせにこんな真似をするなんて。近藤永一も馬鹿ね、あんな女の言いなりになって親族を売るなんて。私が少し意見しただけで、私の子供や孫までクビにするなんて...

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