第43章

「監視カメラ? ベッドの枕元に?」

近藤永一の喉仏がゴクリと動き、彼の顔がカッと赤らんだ。

周防浅奈は少し考え、頷いた。

「枕元でもいいわよ。とにかくよく見える場所、あるいは上の方ね」

祖母の病室は広い。カメラ一台では死角ができるかもしれない。

「いっそ、何箇所かに設置する?」

周防浅奈は真剣な表情で提案した。

近藤永一は照れくさそうに頷く。

「……君の好きにしろ」

内心、彼は真剣にカメラの配置を悩み始めていた。

まさか彼女は、事後のプレイバックを楽しみたいというのか?

周防浅奈はあっけらかんとした性格に見えるが、いざベッドの上となると恥じらいを見せる。

あまり堂々とした場所に置...

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