第105章

遠も興味深そうに視線を向けた。

「相沢さん、あの時は証拠がないって言ってたのに、昨日の会議室じゃ見事な完全勝利だったね。かっこよかったよ!」

その話題になると、栞は先ほどの気まずさを消し、むしろ笑みを浮かべた。

「星奏プロモーションは、AI業界では確かにそれなりの影響力を持っていますから」

「彼らが主催するコンペには多くの企業が参加したがります。特に、この業界に新規参入したばかりの企業は」

「以前、私もチームを率いて彼らのコンペに参加しようとしたことが何度かあったんですが、そのたびに不運なすれ違いで参加できなくて」

「その後、内部の交流会で何人かの方とお会いして、雑談の中で彼らが...

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