第49章
寧々「……」
こっちから連絡しないのが悪いってこと?
でも、栞の話題になると、蓮はいつだって露骨に苛立つ。
それに今回は、源一郎と静香に押さえつけられていて、彼にはどうにも言いようがなかったのだ。
そもそも、外じゃ大騒ぎになっている。蓮だって知らないはずがないだろう。
苛立ちで胸の奥がざわつく。蓮は寧々とこれ以上言い合う気にもなれず、踵を返して大股で立ち去った。
栞に会いに行く。
こんな大事になって、なぜ自分を頼らなかったのか――問いただしたい。
それに、いつから司とそんなに親しくなった。彼女のために、あいつが案件の融資にまで口を挟むなんて。
だが、静香がやったことを思い出...
ログインして続きを読む
チャプター
1. 第1章
2. 第2章
3. 第3章
4. 第4章
5. 第5章
6. 第6章
7. 第7章
8. 第8章
9. 第9章
10. 第10章
11. 第11章
12. 第12章
13. 第13章
14. 第14章
15. 第15章
16. 第16章
17. 第17章
18. 第18章
19. 第19章
20. 第20章
21. 第21章
22. 第22章
23. 第23章
24. 第24章
25. 第25章
26. 第26章
27. 第27章
28. 第28章
29. 第29章
30. 第30章
31. 第31章
32. 第32章
33. 第33章
34. 第34章
35. 第35章
36. 第36章
37. 第37章
38. 第38章
39. 第39章
40. 第40章
41. 第41章
42. 第42章
43. 第43章
44. 第44章
45. 第45章
46. 第46章
47. 第47章
48. 第48章
49. 第49章
50. 第50章
51. 第51章
52. 第52章
53. 第53章
54. 第54章
55. 第55章
56. 第56章
57. 第57章
58. 第58章
59. 第59章
60. 第60章
縮小
拡大
