第105章

翌日の早朝、千枝はシンプルで目立たないジャージに着替えた。

同級生の多くが和也と由衣の件をネットで見たはずだ。実際、ここ数日たくさんの人からそのことについて聞かれていた。

いちいち返信するのが面倒で、千枝はSNSに直接投稿した。『和也とはとっくに別れているし、彼が誰と寝ようが私には関係ない』と。

その投稿には数十件のコメントがつき、コメント欄で勝手に盛り上がる者までいた。

噂の的は千枝と和也から、由衣と彼女のさまざまなターゲットへと移っていった。

結局、千枝はうんざりして投稿をすべて削除するしかなかった。少しでも静かに過ごしたかったのだ。

学校に行けば、絶対に質問攻めに遭うと危惧...

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