第118章 衛星サポート

松本佐助は原田麻友をじっと見つめた。

松本光が宥めるように彼の手を掴む。「見つからなくても大丈夫だ」

小山由樹は舌先で頬の内側を舐めた。その骨の髄まで染み込んだ正義感が、悪人がのさばることを許せなかった。

「原田さん、その人物を見つけられるなら、我々はどんな協力も惜しみません」

原田麻友は唇を引き結び、沈黙した。

「原田さん、松本教授の研究は、我が国の安全保障にとって非常に重要です。相手は松本教授を陥れ、さらには教授の手稿まで持ち去りました。我々は何としても相手を見つけ出したいのです」

「相手さえ見つかれば、我々は必ずや全力で協力いたします」

松本佐助と松本光もまた、緊張した面...

ログインして続きを読む