第148章 私は約束を破る

帝京。

空港。

「もうすぐ搭乗時間よ、スマホいじってないで」

「河野さん、これ、ある配信を見てるんです」上田結菜はスマホを差し出した。だが、ちょうどその時、配信は終わってしまった。「あれ、配信終わっちゃった!」

河野明日香はちらりと一瞥しただけで、すぐに顔を背けた。

「この配信者、すごく当たるんですよ」上田結菜は河野明日香にお気に入りの配信者を熱心に勧めた。「なんでも、何度かその能力でたくさんの人を助けたことがあるらしいです」

河野明日香はかすかに微笑んで言った。「じゃあ、今度機会があったら見てみるわ」

「今回は、どこかのお坊ちゃまの恋のお相手探しを手伝ったみたいです。配信者が...

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