第260章 結界

「だから言っただろう、政府の人間と関わるなと。奴らが玄門の何を知っている。迷信だ、科学だと騒ぐだけだ」

ある玄門の者が、不満げに軍関係者たち、特にその腰に下げられた武器に目を向けた。

渡部建が重々しく口を開く。「皆さんの安全を思ってのことです」

「我々の安全が本当にあんたたち頼りになったら、それこそおしまいだ」

渡部建は「……」と黙り込んだ。

他の軍人たちの顔にも、不満の色が浮かび上がる。

双方の対立は深刻だった。

渡部建は深く息を吸い込むと、青陽に向かって言った。「青陽道長、来る前にお約束しましたよね。私が皆さんの安全を確保すると。現状、小川の向こう側の状況は不明です。もし皆...

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