第281章 すべて物の怪

目の前には、厚いものと薄いものの二つの書類が置かれている。

青陽は静かにため息をついた。「これが、玄門が今直面している苦境というわけか」

詐欺師は多く、実力者は少ない。

原田麻友は頷く。「だからこそ、私たち玄門は実力を示し、政府にその能力を認めさせなければなりません」

全員の視線が原田麻友に集まった。

原田麻友は言った。「各玄門から弟子を事務所に派遣させ、事務所の規則を遵守させるのです。そうして政府に玄門の能力を見せつけます」

彼女は少し間を置いた。「修行者の多くは束縛を嫌います。もし皆様が本当に条件に合う者を選べないのであれば、無理強いはしないでください。かえって逆効果になりか...

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