第304章 十分間

ゲスト三人にカメラマンが三人、それに原田麻友を加えて、七人全員が教室の中に留まっていた。

学校の外にいた時は人も多く、彼らは何も感じなかった。

だが、今こうして夜更けに教室へ入り、窓の外に生い茂る雑草や、時折聞こえてくる虫や鳥の鳴き声に耳を澄ませば、その全てが不気味な気配を帯びていた。

撮影しているカメラマンでさえ、心臓がどきどきと高鳴るのを感じていた。

学校の電力はとうに止まっていたため、彼らは懐中電灯をつけ、さらに十数本の蝋燭に火を灯して、教室を煌々と照らし出した。

「先生、何をなさっているんですか?」

相葉百花は上着を羽織ってマットの上に座り、少し怯えながらも好奇心に満ちた...

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