第330章 結界に閉じ込められる

 翌朝早く、一同は荷物をまとめ、制作チームに続いて町へと足を踏み入れた。

 一行は先へと進んでいく。

 昇り始めた太陽の光が、暖かく穏やかに降り注ぐ。

 一同は陽光を浴びながら、ゆっくりと町の中へと入っていった。

「原田先生、ずっと先生って呼んでると、なんだか他人行儀な気がします! 麻友さんって呼んでもいいですか?」相葉百花は原田麻友の隣に寄り添い、人懐っこく言った。

「どちらでも」

 相葉百花は嬉しそうに口元を覆って笑った。

 向井辰也もおずおずと尋ねる。「じゃあ、俺も……」

「ええ」

「ひひひ!」向井辰也の顔にも、たちまち笑みが浮かんだ。

 三人が和気藹々と話す中、一...

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