第422章 翡翠の腕輪

三十分ほど待った後、原田日菜と村長が相次いで庭の入り口に姿を現した。

村長は先ほどの強硬な態度から一転、満面の笑みを浮かべて言った。

「皆さんが北原さんとお知り合いだったなんて、どうして早く言ってくれなかったんですか」

「北原さんには、すでに番組の生配信を許可していただきましたよ」

「原田さんのおかげですな」

原田日菜は笑みを浮かべながら監督の後ろから出てくると、軽やかな口調で言った。

「解決したわ! 大翔兄さん、北原さんは私のことを覚えててくれたの。絶対覚えてるって言ったでしょ。大翔兄さんが信じてくれなかっただけよ」

原田大翔は唇を引き結んだまま、何も答えなかった。

眉を深...

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