第434章 神の絵が破壊される

原田麻友は天巫院玲幻を乱暴に押しのけた。

「せいぜつ!」

首からせいぜつを外す。掌に収まっていたそれは、みるみるうちに巨大化した。

霊力が跳ね上がる。振り下ろした一太刀で、絡みついた枝蔓がまとめて断ち切られた。

だが、千切れた枝蔓は土に潜り、次の瞬間には別の場所からぬるりと顔を出す。

「天巫院玲幻、陣を」

天巫院玲幻は即座に十数枚の呪符の紙を放った。呪符の紙は宙に舞い上がり、円を描くようにして一同を内側へ閉じ込める。

原田麻友は剣を構え、巻きつく青山と流水を切り裂きながら、まっすぐ画へ突っ込んだ。

「彼女、神の絵を壊す気だ!」

有村人が叫ぶ。

「止めろ!」

村人たちが手...

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