第437章 あなたの娘だ

一時間後。

原田麻友が姿を現した。その手には、まだ小さなゆいちゃんがしっかりと握られている。

病室にいる女は、すでに安らかな眠りについていた。

女霊媒師は静かにドアを閉め、声を落として言った。

「部長がすでに子符を消し去りましたが、母符の処理にはもう少し時間がかかります」

その場にいる全員の視線が、ゆいちゃんに集まる。

原田麻友も視線を下げ、すっかり綺麗になったゆいちゃんを見つめた。薄汚れてボサボサだった髪も、今はきちんと梳かされている。

ただ、体つきはひどく痩せ細り、この年頃特有のふっくらとした頬の丸みはどこにもない。こけたくぼみだけが残り、そのせいで異様に力が宿る大きな双眸...

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