第485章 冥界生配信

夜は深く静まり返っていた。

山口理沙は退屈そうにスマホをいじりながら、原田麻友の寝室に座っていた。窓の外では、冷たく不気味な月光が降り注いでいる。

原田麻友は冥界から支給されたスマホを取り出し、配信アプリを立ち上げた。

そのアプリは彼女が以前から使っていたものと全く同じだが、今は冥界と接続されており、あちら側の光景を配信できるようになっていた。

「出発する」

「うん、安心して!私がしっかり見守ってるから!別荘の外には田村玲央が手配したハイテク設備があるし、誰も入ってこられないよ」

「今日、安井優子を見ていないが」

「ああ、あの子?中川泰の芝居に付き合ってるよ」噂話となると、山口...

ログインして続きを読む