第552章 成人式の贈り物

原田拓也も、ふうとため息を吐き出した。

今となっては激しく後悔している!

原田麻友の凄さなら、当然嫌というほど分かっている!

だが、散々彼女を怒らせておいて、今さらどの面下げて泣きつけるというのか。彼にはそんな厚かましい真似はできなかった。

そう考えると、原田拓也は再び自らの親友に電話をかけるほかなかった。

電話が繋がるなり、相手はひどく焦れったそうに言った。

「拓也! 前に言っただろ、先生の手が空き次第、真っ先に知らせるって」

原田拓也も困り果てていた。

「じゃあ、先生はいつ空くんだ? こっちは今、本当にやばい状況なんだよ」

親友も呆れ声だ。

「相手はあの先生だぞ。しか...

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