第665章 ペットショップを開く

時は一秒、また一秒と過ぎていく。

配信画面に映っているのは、けだるそうに寝そべる白猫だけ。たまに思い出したように、別の猫が一、二匹戻ってくる程度だった。

【いや、これ配信つまんなくね?】

【このまま待つしかないの?】

【原田麻友ってすげーんだろ? 占わせろよ!】

偉ぶらない神プレイヤーまでが落胆しはじめた、そのとき。

聞き覚えのある「ニャー」という声が、ふいに届いた。

彼はびくっと顔を上げて視線を飛ばす。そこには、やたらと太った黒猫がいた。口には白猫をくわえたまま、こちらへ向かって猛然と駆けてくる。

ドンッ、と。

黒猫は白猫を地面へ放り投げた。

「姫様!」

偉ぶらない神...

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