第812章 どうせ恥をかかせるなら、徹底的に

白豚が床に転がり、ぶうぶうと不満げに鼻を鳴らしていた。

他の面々はそれを囲むばかりで、手の打ちようがない。

濵口誠太がやれやれと肩を落とし、一歩前へ出る。

「上からの指示がある以上、こっちの判断で勝手に処分はできない。……次を考えよう。どうする?」

その言葉に、白豚が鼻で笑った。

「だったら、俺を丁重にもてなすんだな。飲ませて食わせてさ。じゃないと、この肉体――わざと壊してやる……ハハハ!」

嘲るような冷笑が続く。

「えっ……!」

須藤葉奈が声を上げた。視線はスマホに釘づけで、片手で口元を押さえたまま、白豚と画面を忙しく見比べる。白豚へ向けた目には、一瞬だけ同情の色がにじんだ...

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