第823章 悪霊の祟りでパニックになる

静かには息を殺し、寮へ向かって走った。

藤原も同じく寮へ逃げる。ただし彼の背中には、がっしりした体格の男の幽霊がべったり張りついていた。しかも妙にしなを作って「あなた」と呼びかけ、「一生、夫婦になろうよ」と甘ったるく囁いてくるのだ。

「先生、助けてください!」

ようやく静かにに追いついた藤原が、静かにのスマホをひったくる。

原田麻友「それはあなたの厄よ」

「先生だろ!? 先生って、普通は霊を退けるもんだろ! なんで見て見ぬふりなんだよ。あんた、本当に道士なのかよ!」

原田麻友が動く気配を見せないと分かった瞬間、藤原は腹を立てて怒鳴り散らした。

【そうだよ! どんな相手でも祓って...

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