第219章 捜査協力

 護衛たちの視線が不意に地面へと落ちた。そこには、傷だらけで顔面蒼白の藤原圭が、無残な姿で横たわっていた。リーダー格の男が即座に駆け寄り、その場にしゃがみ込む。

「藤原様!」

 護衛の声には焦燥が滲んでいた。彼らは手際よく応急処置を開始する。携帯していた救急キットを取り出し、出血多量にならぬよう藤原圭の傷口を固めた。

「急げ、病院へ運ぶぞ!」

 リーダーの短い号令一下、護衛たちは藤原圭を担ぎ上げ、疾風のごとくSUVへと向かう。

「あんたたち、何者だい?」

 鈴木ミクの表情が瞬時に曇り、警戒心が鎌首をもたげる。

「我々は藤原様の護衛だ」

 リーダーは冷ややかに言い放った。

「...

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