第252章 狂ってる

二人がなんとか服を整え終えたその直後、賢一がドアを開けて入ってきた。彼は申し訳なさそうに局長に謝罪し、待たせたことを詫びた。

局長は慌てて気にするなと返し、青木空は懸命に動揺を抑えながら、汗だくの賢一にタオルを手渡した。賢一は汗を拭いながら、急いで戻ってきたせいで少し取り乱してしまったと苦笑した。

局長は賢一を一瞥し、穏やかに勧めた。「やはり、先に着替えてきた方がいいですよ。風邪を引いてはいけませんから」

局長にそう言われては、賢一も辞退するわけにはいかず、着替えのために二階へと上がっていった。

賢一が二階の寝室に入るや否や、青木空は再び局長に突然抱き寄せられた。彼は有無を言わさず唇...

ログインして続きを読む