第175章

サバイバルナイフが深々と突き刺さると、その衝撃で大蛇の巨大な胴体にはぱっくりと裂け目が走った。

 直後、噴水のように鮮血が噴き出し、周囲の土を赤く染め上げていく。

 大蛇の動きがピタリと止まる。致命傷を与えたか――そう思った瞬間、奴は急転回し、俺めがけて襲いかかってきた。

 俺は即座に腰のサバイバルナイフを抜き直し、敏捷にその攻撃をかわす。

 だが、大蛇はすでに俺を標的としてロックオンしていたらしい。あの巨大な鎌首が執拗に俺を追いかけてくる。

 猛烈な体当たりを回避しきれず、俺の体は弾き飛ばされ、背後の大木に叩きつけられた。

 五臓六腑が引き裂かれるような激痛が全身を走る。

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