第249章

話が終わるや否や、観衆から熱烈な拍手と歓声が沸き起こった。

長老が厳かに告げる。

「我らが戦士たち、未来の守護者たちよ、前へ」

その言葉と共に、群衆がざわめき始めた。

俺はつま先立ちで様子を窺った。十人の少年少女が人々に囲まれ、四方八方から押し出されるようにして台の前へと運ばれてくる。

彼らの顔には、誇らしげな笑みが溢れていた。

かつて竹林で俺と共に瞑想に耽ったあの小さな原住民たちが、羨望の眼差しを向けているのが見える。

台の前まで運ばれた少年少女たちは、ゆっくりと地面に降ろされると、一人また一人と胸を張って壇上へ上がっていった。

彼らは手を後ろに組み、表情を引き締め、その姿...

ログインして続きを読む