第428章

 おれと瑠璃は、同時に深く息を吐いた。胸の奥にのしかかる重圧は、姿の見えない巨石みたいに、呼吸すら奪っていく。

 地下実験基地に潜ってから、いったいどれくらいの時間が過ぎたのかもう分からない。全員の体力は限界近くまで削られていて、顔という顔に、どうしようもない疲労が刻みつけられていた。

 この状態が続けば、いつか必ず誰かが壊れる。

 今は、とにかく休ませないといけない。

 おれは頭の中で手早く段取りを組み直し、すぐに瑠璃に声をかけた。持ち込んでいた圧縮ビスケットと水筒の水を、皆に配ってもらう。

 人々はそれを受け取り、食欲なんてほとんど残っていないくせに、それでも少しずつ口に運んで...

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