第446章

伊藤瑞葵がひと振りすると、猛然と突っ込んできた三体の巨大な蛇は、その場で一瞬にして氷柱と化した。

伊藤孝介たちの体にも白い霜が一気に広がる。頭から冷水を浴びせられたような、刺すような寒さに襲われ、ぼんやりとしていた意識が一気に覚めていく。

誰一人口を挟まず、彼らはすぐに撤退。足早に別の班の援護へと向かった。

おれは短剣を抜き放ち、なおも際限なく湧き出してくる巨大な蛇の群れをにらみながら、声を張る。

「こいつらの能力は感情に干渉するやつだ。一度でも感情を乱されたら、そのまま操られる可能性がある。みんな、絶対に気を抜くなよ」

伊藤陸斗と伊藤瑞葵が、短くうなずく。

「巨大ニシキヘビの王...

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