第449章

人工知能がわずかな沈黙を守った後、突如としてスクリーンに文字列が浮かび上がった。

『警報解除。地下実験基地への侵入を確認。予備電源の遮断完了』

俺はその文字を見つめ、少なからず驚きを覚えた。

「どうしてそれがわかった?」

人工知能が答える。

『私のバックアップが機能停止する直前に、一部の状況データを転送してくれたのです』

俺は小さくため息をついた。

『レベル7生物が六名、基地を脱走。エリート同盟が動き出します。脱出プランは?』

「プランはある。だが、成功するかどうかは五分五分だ」

『海老原和生。私をここから連れ出してくれれば、成功率を上げられます』

再び画面に文字が流れる...

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