第491章

エリート同盟のやり口は、まったくもって許しがたい。どうしてあんなモンスターなんかを生み出したんだろうな

あの白鯨に寄生していた怪虫の母体がどこかの陸地にたどり着いたら――その場所にいる生き物は、取り返しのつかない災厄に呑み込まれる。

十分ほどして、おれの体内に溜まっていたエネルギーが、少しずつ戻ってきた。

おれは丸木舟からひょいと飛び降り、舟をひっくり返して再び主導権を握る。

それから精神エネルギーを使い、少し離れた場所に落ちていたオールを呼び寄せた。

ティックが操る機械鳥も、再び舟首にとまる。おれは胸をなで下ろし、オールを手に取って水をかき、原始人の島を目指して漕ぎ出した。

真...

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