第521章

俺は激しく動揺した。南東20海里だと?奴ら、集落を襲撃するつもりか?

スキンヘッドの男と俺の予想通り、奴らはやはり戦術を変更してきやがった!

だが、5級以上の覚醒者さえいなければ恐れることはない!

どんな戦術を練ろうとも、真っ向から上陸してこないということは、エリート同盟の艦船には5級以上の覚醒者が乗っていない証拠だ!

俺はすぐさま赤毛に尋ねた。

「さっきの数回の砲撃で、猿人たちに被害は出たか?」

赤毛が答える。

「我が神にご報告いたします。我ら猿人に一切の被害はございません!」

俺は少しだけ胸をなでおろした。

「今すぐ猿人たちを率いて南東の砂浜へ向かい、防衛線を張れ。エリ...

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