第527章

「そうとしか考えられないだろ。じゃなきゃ、この妙な揺らぎをどう説明するんだよ」

おれと同格くらいの力が、ざっと数えて数体……ひとりだけでも厄介だってのに、何体も、だ。

禁断の島に、どうしていきなりこんな連中が現れたのか。

おれはティックにたずねた。

「おまえはどう見てる? やつらはどうやって急に禁断の島へ現れたと思う?」

ティックは短く沈黙した。どうやら、その問いはやつの分析範囲を超えているらしい。

「エリート同盟の艦隊を撃退した直後に、禁断の島にこういう力が出現した。両者に何かしらの関係があるとは考えられませんか?」

おれは目を閉じて、その二つの出来事を頭の中でつなぎ合わせる...

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