第556章

俺は心底驚いていた。どうして瑠璃は、俺が壁を突破してレベル5の覚醒者クラスに到達したことを知っているんだ?

「レベル5の覚醒者って、なんのことだ?」

俺はわざと首を傾げてみせた。

瑠璃は憧憬と、そしてどこか距離を置くような眼差しで俺を見つめていた。

「さっきの戦いぶり、今までとはまるで別物だったわ。まるで生まれ変わったみたいに。それって、レベル5の覚醒者になったってことじゃないの?」

そう言われてしまっては、俺も認めるしかなかった。

「ああ、その通りだ。今の俺は確かにレベル5の覚醒者クラスに到達している。たとえエリート同盟のあのレベル6の覚醒者が相手でも、俺に勝てる保証はないぜ」...

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