第569章

老人は途切れ途切れのかすれ声で言った

「この羊皮紙には、神の起源が記されておる。神の起源はおまえと関係がある……。大事にしまって、よく研究してみなさい。この中の秘密を解き明かすのじゃ」

おれは羊皮紙を受け取り、そっと広げてみる。そこに並んでいたのは、奇妙な記号と紋様ばかりで、ひと目見ただけでは意味などまるで見当もつかなかった。

「おれと、神に何の関係があるんだ?」

思わず問いかける。

老人はかすかに笑い、どこかもの悲しげな表情を浮かべると、ゆっくりと目を閉じた。

「それは……おまえ自身の手で、解き明かすしかなかろう……」

言葉を言い終えるより早く、その身体はぱちぱちと金色の光の...

ログインして続きを読む