第575章

禁断の島のコアには、いったいどんな秘密が眠っているのか。

その秘密は、おれと神の起源とどうつながっているのか――

考え始めた途端、頭の中がどんどん深みに沈んでいく。

ピッ、ピッ。

ロボット鳥ティックが、突然甲高い警告音を鳴らした。

「海老原和生。君はすでに三〇分間、思考を続けている。これ以上の思考は脳の機能を混乱させるおそれがある。ただちに中止することを推奨する!」

おれはため息をつき、羊皮紙をそっと巻き取ってしまい込むと、立ち上がって大きく伸びをした。

「おまえの言うとおりだな。一日で全部片づけようなんてムリがある。一歩一歩、だよな。……疲れたし、今日はもう寝るとするか!」

...

ログインして続きを読む