第630章 盛装して待つ

前回、ジャックは禁断の島に核攻撃を仕掛けようとしたが、俺が『古の残響』の力で威圧したため、やむなく船の進路を精鋭連盟本部へと向けた。そこで上層部に俺との和平交渉を提案したからこそ、今の状況がある。そうでなければ、俺たちは今頃まだエリート同盟の連中とドンパチやっていたはずだ。

ジャック船長とは言葉を交わしたことがあるが、総じて悪い奴じゃないという印象を受けた。西村亮や中元洸のように、原始人族の戦士や猿人戦士を見下すような傲慢さはない。あいつら二人に実力を認めさせるには、力でねじ伏せるしかない。要するに、西村と中元は強気に出ないと通じないタイプなのだ。

俺はホッと息を吐き出した。

「なんだ...

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