第637章 お兄ちゃんお姉ちゃんと呼んで

おれの口元が、氷のように冷たい弧を描いた。体の奥で目覚めたエネルギーが、火山の噴火みたいに一気に噴き上がる。

淡い金色の光が瞬時に全身を包み込み、薄暗いバーの中でひときわまばゆく輝いた。

四人の精鋭連盟の戦士がレーザーガンの引き金を引いた刹那、おれの身体は闇に溶ける亡霊みたいに跳ね飛び、残像だけを残して突き抜ける。あまりの速度に、奴らの攻撃は全部空を切った。

真っ先に突っ込んできた戦士が銃を横薙ぎに振るう。おれは軽く身をひねってそれをいなし、その勢いのまま脚を振り上げ、奴の腹に思いきり叩き込んだ。凄まじい衝撃で、そいつの身体は宙を舞い、カウンターに叩きつけられる。酒瓶が次々と砕け散り、...

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