第638章 神の末裔

江口征矢は床に転がったまま、ぜいぜいと息を切らし、まともに言葉を発することすらできなくなっていた。

おれは白崎由美子と大平愛子に手をひらひらと振る。

「もう遊びは終わりだ。戻るぞ」

ふたりはおれのあとについて、散乱した店内を踏み越えながらバーの外へと出ていく。

扉の外の光景を目にして、おれは思わず目を細めた。

いつのまに話が広まったのか、大通りの両側には精鋭連盟の戦士たちがびっしりと並んでいた。黒い塊のように群れをなし、ひとり残らずレーザーガンを構え、装甲車の上にはレーザー砲まで据え付けられている。まるで今にもスターウォーズが始まりそうな雰囲気だ。

だが、やつらはただ呆然とおれた...

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