第667章 新任首領の選任進行中

伊藤晋は答えた。

「お、それは精鋭連盟本部の決まりですよ。取締役会が開かれるって合図なんです!」

そう言って、眉間にしわを寄せる。

「でも、今回の取締役会は予定より一年も早いんですよね。どうしてだか、さっぱりで」

彼はこっそりおれの顔色をうかがい、探るような口調になる。

「もしかして、師匠たちがいらっしゃったからですかね。和談の件を話し合うためとか?」

おれは適当に受け流した。

「さあな。……まあ、そうかもな。いいから、おまえは外出てろ」

「はい、なにかありましたらお呼びください!」

伊藤晋はぶつぶつと続ける。

「昨日から師匠の姿を見てないんですよね。どこ行っちゃったんだ...

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