第673章 深淵なる力

本田安奈は怒りを露わにし、声を荒らげた。

「首領って、勝手に名乗れるものなの?」

白崎由美子は両手を腰に当て、皮肉たっぷりに言い放つ。

「あいつらが言ってるのは、江口家の首領と副首領のことよ!」

三船亜由美が深刻な表情で続く。

「これじゃあ、エリート同盟全体を敵に回すようなものじゃないですか!」

東條秀祐の瞳には恐怖の色が浮かんでいた。

「あの二人は覚醒界の大物、まさに覚醒の天井だ! いったいどれほどのレベルなのか、僕にはまったく底が見えない……」

俺はティックに問いかけた。

「ティック、神の試練と大地の呪縛がどのレベルの覚醒者か、分析できるか?」

ティックは機械の頭を横...

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