第697章 精鋭連盟本部への帰還

長い沈黙ののち、祖父ちゃんがようやく厳しい目でおれを見据えた。

「海老原和生。おまえはもう大きくなった。やりたいことをやれる力もある。――自分で決めろ。安田晶彦の後を継いで、エリート同盟の首領になるのかどうか」

そう言い終えるや否や、祖父ちゃんはふっと姿を消した。昔、彼がずっとおれの無意識の奥にいた時みたいに。

安田真紀が切実な目でおれを見る。

「海老原和生、あなたが守っているのはエリート同盟だけじゃないの。禁断の島も、世界の平和も……それから、あなたの未来の奥さんも、未来の家庭も」

その瞳を見返して、おれはようやく腹をくくった。

「……わかった。おれがエリート同盟の首領になる」...

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